サウナと野球と時々カメラ

意識の低い政治学徒だった人の日記。週末サウナー。

Mac mini 2020を買った話

 COVID-19の煽りを受けて、2020年のゴールデンウィークは実家に帰ることもなく一人でひっそりと自宅に引きこもることになるだろうと思ったので、思い切ってPCを買い換えることにした。新しいPCを買えばいろいろ使いたくなって時間を潰すこともできるだろうし、MacBook Airから買い換えれば画面も大きくなって動画コンテンツも今以上に楽しくなるだろう、という計算もあった。

 元々使っていたPCはMacBook Air 11インチのEarly 2014モデルだったのだけど、かれこれ5年以上使っていたこともあってか、最近急に重くなったり突然落ちたりするなど挙動が怪しくなっており、Mac miniに2020年モデルが出たのを見かけて乗り換え候補かなと考えていた。そんな折、悲しいかなCOVID-19の流行で3月末ごろから外出自粛の流れになり、サウナもいかなければ飲み会もなくなり、ゴールデンウィークの帰省も取りやめにして資金的に余裕ができたので、思い切ってMac miniを買っちゃうことにしたのである。

買ったもの

Mac mini

 今回買ったMac miniは2020モデルの最廉価モデルである。お値段は税込¥91,080なり。元々ハードな使用はしないライトユーザーだし、今まで使っていたMacBook Airでスペック的に不便を感じたことがなかったので、Mac miniも最廉価モデルで大丈夫だろうとの判断である。スペックは以下の通り。

 CPU: 3.6GHzクアッドコア第8世代Intel Core i3プロセッサ
 メモリ:8GB 2,666MHz DDR4メモリ
 ストレージ:256GBSSD

www.apple.com

 ただしMac miniは本体のみで、ディスプレイ・キーボード・マウスなどの周辺機器は別途用意する必要がある。そこで、周辺機器として以下のものもあわせてポチることにした。

ディスプレイ

 ディスプレイに選んだのはiiyamaのXB2481HSU-B4である。
www.mouse-jp.co.jp

 最近職場のPCがリース切れでリプレースされたときに、デュアルディスプレイ用として支給されたのがiiyamaのXUB2493HS-3というディスプレイで、普通に使う分には問題がなかった上に、スウィーベル(左右方向の角度調整)・チルト(上下方向の角度の調整)・昇降・ピボット(縦横の回転)に対応したディスプレイが20,000円前後で買えるのか、と驚いた記憶が残っていた。そこで、安易な考えで同じものを買おうと思ってAmazonを探検していたものの、HUB2493HS-3は在庫切れになっていたので、ディスプレイ表示方式がIPSではなくAMVA方式*1のXB2481HSU-B4を選ぶことにした次第。Amazonで税込¥20,269なり。

キーボード

 キーボードは一気に奮発して、キーボード界最高峰との呼び声も高い東プレのRealforce for Macを買ってしまった。
www.realforce.co.jp

 チョイスしたのはJIS配列でテンキーレスの変荷重タイプ。職場ならいざ知らず自宅ならテンキー不要だし、静音である必要性もなさそうだし、今までJIS配列一筋できた人がいきなりUS配列に変えるメリットもなさそうだし、ということでR2TL-JPVM-WHというモデルをお買い上げ。

 打鍵感はよく言われるスコスコという感じよりはトコトコという感じ(擬音の問題?)。体感的にはキー荷重が職場のメンブレンより重いのか、ある程度打っていると指が疲れてきてしまうのだけど、どうやらキーが底付きしなくても入力されているようなので、ほどよい押し加減を体得して底付きするまで打たなくなれば、今以上に快適な打ち心地になりそう。キーの反発があって打った後に指が押し戻されてくる感覚があるので、押し加減と組み合わさると俗にいうフェザータッチが体感できるのだろうと思う。それでもトコトコという打ち心地は楽しいので、GWの引きこもり中に何度かブログを更新することになるかもしれない*2

 ただ、スリープ復帰時の反応がちょっと遅く、キーを押してからLEDランプが点灯するまで少し時間が必要で、そこから立ち上がってパスコード入力画面が出るまでもう少しかかる(それでもトータル7〜8秒ぐらいだと思う)。MacBook Airのスリープ復帰が速すぎたので、それと比べるとちょっと遅く感じてしまうというお話。

もともと持っていたもの

 周辺機器の中で、スピーカーとマウスは今回買わなかった。スピーカーについては従来から使っていたJBLPebblesというUSB接続の外部スピーカーを持っていたことに加え、マウスも会社で使うために自前で用意していたナカバヤシのMUS-BKF143Rを自宅に持って帰ってきたので、とりあえず今回は発注していない。しかしマウスは会社と家を行き来する度に持ち運ぶのが面倒なので、Magic Trackpadを買ってマウスは会社専用にした方がよさそう。せっかく進む戻るのボタンがついているのに、Macじゃ使えなくて持て余している…
jp.jbl.com
www.nakabayashi.co.jp

感想

 今までの11インチMacBook Airからいきなり23.8インチに変わり、画面が一気にデカくなったので違和感がすごい。Tweetdeckで表示される範囲も一気に広がったし、YouTubeを見ても動画がめちゃくちゃデカい。

 思わぬ副産物として、ディスプレイだけ電源を落とせるようになったことがメリットとして挙げられる。今までのMacBook Airだと本を読む時にBGMを流しても画面が表示されているので、集中するまでの/集中が切れたタイミングでPCを触りがちだったのが、そういったことがなくなったので、読書のスピードが上がりそうな気がする。

 もう一つ盲点だったのがMac miniの拡張性の部分。背面ポートにはUSB3.0が2ポート、HDMIEthernetが各1ポート、thunderbolt(USB-C)が4ポート備わっているのだけど、従来環境からの乗り換えだとTime Machine用のHDDとスピーカーでUSB3.0ポートを使い切ってしまい、写真を保管しているHDDやScanSnapを接続する場所がなくなってしまった。現状でthunderboltポートは1個も使っていないので、USB-Cに接続するUSB3.0ハブを買わないといけない*3

 最後に買ったものとは関係ないのだけど、通販サイトの配送について。今回はMac mini本体はAppleのサイトから購入し、それ以外の周辺機器はAmazonで手配したのだけど、COVID-19の流行で通販を利用している人が多いのか、珍しくAmazon発注品の到着に数日を要したのが印象的だった*4Amazonなら24時間以内に到着するのはザラにあるのに、今回はディスプレイもキーボードも3日後の到着となった。出荷までに2日ほどかかっていたので、倉庫でピックアップする人が足りていないのかもしれない。忙しい時期に手配してしまい申し訳なさもあるものの、おかげさまで快適なPC環境が構築できたので物流業界を支えてくれている方々に感謝しきりである。

*1:ディスプレイの違いをよく分からないなりに調べたところ、VA方式はIPS方式より視野角が狭いとのことだったけど、自宅では常に正面から見るので視野角は気にしなくて良いと思ったので、Amazonで在庫があったAMVA方式をポチった。結論としては何も問題がなく、いい買い物だったと思う。

*2:珍しくブログを書いているというのも、Realforceを叩きたいという衝動に勝てなかったところが非常に大きかったりする。

*3:写真用HDDもScanSnapも常時接続ではないので、必要な時だけTime Machine用HDDを外してもいいのかもしれないけど、せっかくthunderboltポートが空いているならそっちを使っちゃえばいいじゃないという想いもある。どうするかはお財布次第?

*4:他方、Appleで発注したMac miniは普通に翌日に到着したので、それはそれで印象的だった。