サウナと野球と時々カメラ

意識の低い政治学徒だった人の日記。週末サウナー。

読書

服部泰宏(2023)『組織行動論の考え方・使い方:良質のエビデンスを手にするために 第2版』有斐閣

忙しさにかまけて読書の習慣がなくなっていたのですが、ふと書店に立ち寄った際に、人事労務や経営学の棚を覗いてみたところ、初版の時から気になっていた本書に第2版が出ていることを発見したので、買ってみることにしました。興味が失われないうちにと読み…

曽和利光(2018)『人事と採用のセオリー:成長企業に共通する組織運営の原理と原則』ソシム

人事として仕事をするにあたり、部署内のさまざまな業務がどのように関連し合っているかを頭の中で整理しようと思い、本書を読むことにした。OJTの名の下に「とりあえず目の前の業務を頑張れ」的な状態になりがちなうちの会社なので、業務の全体像は自分で理…

塩出浩之(2015)『越境者の政治史:アジア太平洋における日本人の移民と植民』名古屋大学出版会

ゴールデンウィークはどこにも行けないので、家でひたすら積ん読を消化していくことにした。せっかくなので腰を据えてないと進まないような、ゴリゴリの研究書を読もうと思ったので、ずっと積んであった本書を読むことにした次第。 2016年のサントリー学芸賞…

山口慎太郎(2019)『「家族の幸せ」の経済学:データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実』光文社新書

本屋で見つけて買ってしばらく積ん読にしておいたら、サントリー学芸賞を受賞されたそうなので、年末年始で読むことにした*1。 www.suntory.co.jp 経済学っぽい新書も時々読んでいたが、本書が面白いのは結婚、出産、子育て、そして離婚という人生のいくつか…

塩谷歩波(2019)『銭湯図解』中央公論新社

何を求めて銭湯へ? 前から読もう読もうと思っていた『銭湯図解』をようやく読んだ。銭湯図解作者:塩谷 歩波発売日: 2019/02/20メディア: 単行本 サウナにハマった影響もあり、ひそかに近所の銭湯にもちょくちょく通っていた。だが、それは「安くサウナに入…

中原淳・パーソル総合研究所(2018)『残業学:明日からどう働くか、どう働いてもらうのか』光文社新書

極力、残業はしたくない。所定労働時間に休憩時間を加えても、毎日職場にいるだけで9時間である。更に、通勤でも往復1.5時間ぐらいにはなる。朝スーツに着替えたり、帰宅後の着替えなんかも考慮すれば、仕事の関係で毎日12時間ぐらいは失われていると言って…